アメリカで不妊治療

アメリカのIVF治療記録:凍結胚移植

アメリカでIVF:ポリープ除去手術

本日、子宮鏡下手術(Hysteroscopy)をしてきました。

今月の手術可能日は今日しかないということで、予約しましたが、生理が長引いて手術ができなかったらどうしようと心配だった採卵後の生理もいつもと変わらず、5日ほどで終わったので、問題ありませんでした。

 

手術日が月曜日だったので、事前説明の連絡が木曜日か金曜日にナースから行くはずよ、と言われていたものの、結局ナースからは連絡がなく、木曜日の時点で急な採卵予約が入ったから、私の手術時間を15分ずらしてほしいとフロントから連絡があった際にも、それは構わないけれど、事前連絡がまだない旨伝えましたが、結局何も連絡がありませんでした。。。

電話で麻酔をするから、誰かに運転してもらうことと、前日の深夜以降は飲食禁止ということは伝えられていたので、前回の採卵時と同様に夫に送迎してもらい、深夜以降の飲食はしませんでした。

今日の流れを備忘録として下記にまとめます。

 

ポリープ除去手術当日の流れ

8:15 - 病院到着

手術は8:45開始なので、娘を幼稚園に送り、夫に病院に送ってもらい、予定通り8:15に病院に到着し、チェックインをしました。夫はそのままWalmartへ買い物しにいき、迎えにきてくれることになっていました。

8:25 - 回復室へ移動

採卵の時と同じ、回復室へ案内されました。ベッドの上にガウン、帽子、靴カバー、マスクがあったので、下だけ脱いで、Tシャツの上からガウンをきて、帽子をかぶり、靴カバー、マスクを装着して待ちました。

8:30 - ナースから説明

名前、生年月日の書かれたテープの内容を確認をし、手首に装着しました。

手術に関する注意事項をナースから説明されました。採卵時と同じですが、すでにBirth control pillを飲んでいるので、術後に生理は来ないことだけが異なっていました。

術後は少し出血するかもしれない、また子宮内が引き攣った感じがすることもある。もし、1時間でナプキンを交換しないといけないほどの出血があったり、痛み止めでも我慢できない痛みがあったら連絡するように言われました。

8:35 - 点滴開始

麻酔科医が入ってきて、深夜から飲食をしていないので、脱水予防のために点滴をしてくれました。前回は左手の甲の静脈に点滴をしましたが、今日は左腕内側でした。なんで違う場所に点滴をするのと聞いたら、左腕内側の方が痛くないし、内出血もしてなくて良い状態だったからよ、とのことでした。名前、生年月日、手術歴、アレルギー、服用中の薬などの確認がありました。

8:40 - 担当医から手術内容の確認

麻酔科医と雑談まじりで確認事項を話し、点滴の準備をしていると担当医が入ってきました。

担当医から今日の手術についての説明をされるタイミングで、麻酔科医が点滴の針を静脈に刺したのですが、血が噴き出してきて、気が散ってしまって、担当医から何を質問されてのか答えられないので、いつもは針を刺されるところを見ていますが、今日は担当医の方を見て答えました。

子宮の入り口付近にポリープというか表面のめくれがあり、もしかしたら生理で綺麗になっている可能性もあるけれど、受精卵の移植の準備をするために、再度見てみて、除去できるものは子宮鏡下で除去します。ということでした。

8:45 - 手術室へ移動

麻酔科医と点滴を持ちながら歩いて手術室へ移動しました。採卵の時とは別の薄暗い部屋でした。ベッドに座ると担当医があの暖かいブランケットをかけてくれました。

丁寧に片足ずつ足台にのせてくれて、麻酔科医から血圧計を右腕に、酸素モニターを左人差し指にセットされて準備完了。

担当医から、再度、名前、生年月日、手術の内容を聞かれて、麻酔科医にGoサインが出されると、麻酔科医から『後は私がお世話をするから眠っててね。寝た後に酸素マスクをつけるからメガネは取るわね』と言われたことは覚えていて、その後はスッと記憶がなくなりました。

9:25 - 覚醒

目が覚めると回復室に戻っていました。隣にナースがいて、気分はどう?と聞かれ、問題ないと答えると、手術は予定通り終わったので、あと15分ぐらいゆっくりしたら着替えて帰宅していいと言われました。夫に終わったとメッセージを送ると、すでに待合室で待っているとのこと。痛みはないものの頭がまだぼーっとしていたので、少し目を閉じてゆっくりさせてもらいました。そこへ担当医がやってきて、ポリープを除去したよと教えてもらい、写真も見せてもらいました。ただ、頭がボーとしていたのであまりよく覚えていませんが。

洋服を着替えて、ナースに待合室の夫のところまで連れて行ってもらい、帰宅しました。

 

次のステップは5つの受精卵のPGT-Aの結果待ちと、その後の担当医との電話面談です。

PGT-Aの結果は2週間かかるとは言われているものの、他の人のブログで1週間以内でも結果連絡があった人がいるみたいなので、いつ来るかなー。私のクリニックは連絡が遅めなので、遅いかな。。。

 

 

 

アメリカでIVF:採卵後7日目

今朝11時にクリニックからメールが来て、採卵後7日目なので受精卵の経過レポートを送付したとのこと。

早速開くと追加で一つが胚盤胞までいき、合計5個がBiopsyされて凍結されたとのこと。

 

採卵数:21個

成熟卵:17個

受精卵:13個

胚盤胞:5個(5日目が4個、7日目が1個)

 

この後の流れはPGT-A検査で遺伝子に異常がないかどうか確認され、結果まで14日ほどかかるようです。

その間に私はポリープの除去手術。

 

PGT-Aの結果後、担当医と電話面談にて今後の話し合いを行うということだったので、2週間後で面談予約しようとしましたが、やはりフロントは電話に出ず、折り返しの電話がかかってくるのを待っています。

 

ちなみに採卵後の生理は、私の場合は驚くほど重くもなく、生理痛はなく、量もいつもの生理と変わらないです。月曜日までには終わっておくれー。

アメリカでIVF:採卵後6日目

昨日のレポートに引き続き、午後3時過ぎに6日目のレポートが来ました。

 

結果は、0。

昨日2個の受精卵が引き続き培養中とのことでしたが、どちらも胚盤胞にならなかったようです。

また、昨日のレポートでは胚盤胞まで育った数が4個、培養中が2個ということで、受精卵13個のうち7個についての記述がなかったので、7個は育たなかったのかメールで聞いてみたところ、今朝返信があり、7個とも3-4日目の大きさで育つのが止まってしまったのか、育つ速度が遅いのかもしれない。でも全てまだ培養しているとのことでした。

 

明日、最終レポートがくるようなので、また待ちたいと思います。

 

アメリカでIVF: 子宮内膜ポリープ除去(子宮鏡手術)の予約

IVF治療開始前の検査で子宮内にポリープというか、子宮内表皮のめくれ?があったので、採卵後、生理が終わったら取ることになっていました。

予約の連絡がいつ来るのかわからなかったので、今日オフィスに予約したいとメールをしました。するとフロントの担当から電話がかかってきました。

フロント:『最短だと来週の月曜日に予約できるけどどう?』

え、いきなり月曜日?採卵後の生理は重いし長引く人もいるみたいだし、生理が終わってない可能性も・・・。

私:『月曜日は生理7日目で生理が終わっているかわからないし、他の日で空きはありませんか?』

フロント:『んー、手術ができる日は限られてて、今月は15日だけね。』

私:(15日だけなんて嘘でしょ?)『今月はもうずっと空きがないの?』

フロント:『そうよ、15日しか空いてないわ。』

私:『生理も終わっているかわからないし、もし出血が続いてたらどうするの?』

フロント:『出血が続いてたら手術はできないわね。15日で予約しておいて、もし出血してたら朝ナースに連絡して手術をキャンセルすることもできるわ。』

私:『手術をキャンセルしたら、次の最短の予約可能日はいつ?』

フロント:『そうね、、、、6月1日かしら、次の生理周期まで待たないといけないわ』

私:(次の生理周期まで待つってどういうこと?)『生理3日目からBirth control pillを服用に言われてます。つまり明日からピルを服用予定ですけど、ピルを服用したらピルを止めるまで生理が来ないけど、次の生理周期を待つということはピルを服用しないということですか?』

フロント:『そうね、そういうことなら、ピルを服用しない方がいいわ』

 

医師と言ってることが違うけど、どういうこと?予約できないせいで3週間も開くのは避けたい。。。

 

私:『15日しかないなら15日で予約します』

フロント:『前日の深夜以降は飲食禁止よ、当日は麻酔をするから誰かに運転してもらってね。詳細は後でナースから連絡がいくわ。ちなみに、支払いは終わってるわよね?』

私:『支払いは終わってるから問題ないです』

フロント:『仮予約して、ファイナンスに支払いの確認がとれたら、予約連絡を送るわ。ばーい』

 

ポリープ除去の手術はいつでもできるから、と言われていたのに、まさか予約可能日が1日しかないなんて、驚きました。

そんなに予約が難しいならもう少し先に言ってよ、と言う感じです。予約のせいでまた何週間も遅れるなんて嫌だ。早ければ6月中旬に移植できるのに。

でもそもそも、15日に手術ができなかったら次の生理まで待たないといけないなんて、医師からも言われていなかったし、フロントの方は間違っているんじゃないかなと思い、改めてナースへも電話をしてみました。通常、電話に出ることはないので、ボイスメッセージに残して、メールでも送ってみました。すると、メールがすぐに返ってきて、『生理3日目からピルを服用したら7日目にはほとんど出血はないはずよ。ちょっとした出血ぐらいなら手術ができるから問題ないわ。予定通り明日からピルを服用してね。』と言われました。

 

手術の予約はスムーズにできると軽くみてただけに、予想外に手術可能日がピンポイントで1日しかない、そして生理周期も待たないといけないという辻褄の合わないフロントとのやりとりにモヤモヤしましたが、もし仮に生理が10日目だったら、手術の予約が今月できなかったということだし、予約できただけよかったとポジティブに捉えたいと思います。今週末は旅行に行きたかったけど、どこか近場で済ませようと思います。

 

 

アメリカでIVF:アドミンのサービスの質の悪さ

アメリカに来ると日本と比べ物にならないサービスの質の悪さに愕然としますが、

不妊治療も例外ではありません。

不妊治療やIVFは高額で体への負担もある一方、精神的な負担もとても大きいです。

不妊治療自体以外のファイナンスや予約などのアドミンはしっかりフォローしてもらいたいものですが、そうとはならないアメリカ。

 

私が遭遇したトラブルについてシェアをさせていただくとともに、そこからの学びを共有したいと思います。

 

 

トラブル

1. 二つの保険がある場合の保険の請求

私が最初に不妊治療を始めた時はカリフォルニアから移住後すぐだったので、カリフォルニアのカイザーという保険(プライマリー)とUnited Healthcare(セカンダリー)の二つの保険を持っていました。カイザーはカイザー系列以外はOut of Networkなので、私のクリニックはもちろんOut of Networkでした。すると、ネットワーク外だからという理由で、カイザーには請求してもらえず、United Healthcareにしか請求がいきませんでした。ところが、二つの保険がある場合、必ずプライマリーに最初に保険請求をして、DeniedというEOB( Explanation of Benefit)をもらい、それがプライマリー保険でカバーされませんでしたという証拠資料となって、セカンダリーの保険に残りの請求額を請求する必要がありました。EOBなしにセカンダリーに請求しても保険はおりません。

仕舞いにはクリニックのファイナンス担当から、保険が使えないから実費で払ってください、ネットワーク外には請求しないので自分で請求してくださいと言われる始末でした。自分でカイザーに連絡したり、ユナイテッドヘルスケアに電話して、自分で二つ保険がある場合の請求プロセスを確認して、理解しました。この時の電話も担当者によってはわからない人もいたので、二つの保険がある場合の請求の仕方についてわかるカスタマーサービスと話せるまで、何度も電話をかけ直しました。

最終的に保険請求は医療機関から直接行わなければならないということで、クリニックのファイナンス担当に『カイザーに請求してDeniedというEOBをもらってください、その後でUnited HealthcareにカイザーからのEOBを一緒に請求をしてください』と、事細かに説明してお願いしなければなりませんでした。

ファイナンス担当なんだから、二つの保険の請求の仕方も知ってるでしょ、と思いたいところですが、アメリカでは自分で動くしかないので、夫にも助けてもらいながら、半年以上かかりながら、ようやく解決しました。

 

2. IVF治療費の支払い

IVF治療費は高額になるので、事前に予想の見積額を提示され、全額支払う必要があります。そもそもだいたいどのぐらいかかるのか全体像を把握しておきたいので、ファイナンスに問い合わせましたが、なんとIVF治療が始まる前日にやっと採卵周期の見積額が提示されました。そして、1週間以内に支払うようにとの催促。。。

準備期間に2ヶ月ほどあったにも加からわず、いくらファイナンスが人手不足とはいえ、返答があまりに遅かったです。私たちが住んでいるエリアではFertiliti clinicは数箇所しかないので、しょうがないと思うしかありませんでした。もしニューヨークや都市部に住んでいたら、別のクリニックに変更していただろうなというほどストレスでした。

 

3. フロントへの電話のつながりにくさ

IVF治療の準備の段階では血液検査や超音波検査、担当医との面談などフロントに電話をしてスケジュールしてもらう必要がありますが、電話にでない!午前中にかけると、すごーく稀に出てくれることもありますが、基本的にボイスメッセージに残して、折り返しの電話がかかってきてやっとスケジュールを立てられるという感じでした。オフィスにいくと、フロントに3、4人人が座ってて、別に誰と話しているわけでもなさそうなのに、なぜか電話には出ないので、そして私は折り返しの電話を待たないといけないので、非効率だなともどかしかったです。

 

4. 担当者によって言うことがまちまち

採卵後にポリープ除去の手術の予約をする際に、フロントの担当者から15日しか空いてない、この日にできないなら、次の生理周期まで待たないといけないから、Birth control pillは飲まないようにと言われました。しかし、担当医からはBirth control pillを服用中に手術できるので、生理の3日目からBirth control pillを服用するように言われていました。もちろん、フロントの言っていることよりも医師の方が信用できるので、とりあえず予約をして、別途、医師とナース宛に確認のメールをしました。フロントだけでなく、血液検査の項目もあれ?違くない?ということもあったので、疑問に思ったらすぐに再度、医師やナースに確認するようにしました。

 

学び

一番重要なことは、あれ?と思うことはなんでもすぐに聞くようにしました。スケジュールも向こうが連絡してくれるよね、と思っているといつまでも連絡をしてくれなかったり、そうなると生理周期で1サイクル遅れてしまう可能性もあるので、そこは自己責任でわからないことや疑問に思ったことはすぐに連絡をするようにしました。

私のクリニックは自己注射のやり方も自分でビデオを見て学んでね、方式だったので、ポータルサイトにある情報は全て端から端まで確認をしました。

 

日本で不妊治療を受けたことがないので、日本とアメリカの比較はできないですが、アメリカで不妊治療をしている中でストレスだなと感じたのはアドミンのサポートの質です。医師やナースは優しくて親身になってくれて疑問もすぐに答えてくれるけれど、医師たちに会うまでの普段のスケジュールや支払いに関してのフロントやファイナンスとのやり取りはトラブルもあり、ストレスに感じることもありました。

 

日本の不妊治療で待ち時間が長いと聞いたことがありますが、私のクリニックでは予約できる患者数が少ないのか、待たされることはありませんでした。待合室にも誰もいなかったり、待っている人がいて3人ほどしかいないので、時間通りに終わるのはよかったです。

 

 

アメリカでIVF:採卵後5日目

はい、今日は待ちに待った採卵後5日目のレポート日です!

毎日アップデートが来るクリニックもあるようですが、

私のオフィスは採卵後1日目、5日目、7日または8日目がレポート日となっています。

 

1日目のレポートは朝8時に届いていましたが、

5日目のレポートは時間がかかったようで午後3時半まで届きませんでした。

 

ポータルサイトのドキュメント欄にアップされるとのことでしたが、

ドキュメントはアップされても何も連絡が来ないので、

自分でアクセスしてアップされているか確かめないといけません。

朝から何度もチェックして、やっとレポートが届きました。

 

結果はというと

4個がBiopsyされ、凍結されたとのこと。

2個が引き続き培養中。

受精卵が13個あったので、あと7個は胚盤胞まで育たなかったと想定されますが、

そのことに対する記述がありませんでした。

 

胚盤胞まで育つ確率は30代後半ではだいたい30-40%ということなので、4個は平均的なのかなと思います。とりあえず4個はあったのでよかったです!あと2個もまだ培養中なので頑張ってほしい!

この後PGT-A検査(遺伝子検査)が行われます。30代後半だと遺伝子に問題のない確率が40%程度ということなので、残って1個か2個でしょうか。正常胚があれば良いのですが。。。

検査結果を待つしかないですね。卵たちが頑張ってくれますように!

 

採卵後の体調ですが、採卵日含めて全く痛みはなく、タイレノールや処方されたケトロラックなど常備していましたが、使うことはありませんでした。

 

そして、7-10日後に来ると言われていた生理が今日5日目できました。少し早いですが、昨日の4日目から若干トイレに行くとピンクっぽく見られなので、もしかしたらと思いましたが、今日から生理になりました。他の方のブログをみると採卵後の生理は重いようなので、様子を見たいと思います。今のところ生理による腹痛もないです。

 

アメリカでIVF:採卵後1日目

昨日採卵をして、今朝8時にラボからのレポートが届きました。

採卵日の様子はこちらをどうぞ♪

 

結果は、

採卵数:21個

成熟しICSIできた数:17

正常受精数:13

 

通常ICSIでの受精率は70-80%とのことで、私の結果は76%なので、平均的なのかなと思います。とりあえず、13個が受精してくれたのでよかったです。

 

次のレポートが来るのは4日後の5日目です。

いつもの4日ってすぐだけど、これからの4日は長いなぁ。

胚盤胞まで育ってくれますように♪

 

ちなみに、採卵翌日の体調ですが、すこぶる快調です。

採卵後から痛み止めを服用することなく、お腹の痛みも全くありません。出血もないです。

若干、お腹が張って、トイレが近いかなという感じです。

トイレも出ているので、OHSSにもなっていないと思うので、このまま順調に回復すればいいなと思っています。