アメリカで不妊治療

アメリカのIVF治療記録:凍結胚移植

アメリカで不妊治療:Fertility Clinic卒業

本日は6w5dで、妊娠後初の超音波検査でした。

1週間ほど前からピンク色や茶色のおりものが出たり止まったりを繰り返している状態で、鮮血になったり、腹痛を伴わないので大丈夫だろうとは思っていますが、子宮の適した場所で妊娠できているのか、心拍は聞こえるのかとても気になっていたので、やっとの待ちに待った超音波です。

 

クリニックに着いて受付をして個室に入ると、隣の部屋から何かの試合で優勝したかのような歓喜の声が聞こえてきました。隣にいたナースに「隣のお部屋はどうやら良い結果だったみたいだね」と言うと、ナースが「今日は超音波健診の予約が多くて、たくさん良いニュースがある良い日よ」とにっこりして教えてくれました。

 

下半身を脱いで待っていると、ナースが入ってきました。

気分はどう?気になることはある?質問は?と聞いてくれました。

「ピンク色の織物が出ているけど、腹痛はないし、気にすることはないと思うけど、早く超音波の結果が見たい」と伝えました。

ナースは「ピンク色のおりものはよくあることだから心配いらないわ。では早速超音波してみましょう。今日見たいのは、チュリオのような丸い輪っかのYolk sac(胎嚢)とその隣のFetus(胎児)よ。あとHeart beat(心拍)も聞こえたらベストね。」と教えてくれました。

 

早速超音波を入れるとすぐに子宮の中にある輪っかが見えました。その隣の長細い形のものが胎児でどちらも平均的な大きさに育っていると言うことでした。そして超音波の機械からバクバクと心拍の音も確認できました。その瞬間に私もナースと一緒にイエイと叫んで喜びました。(隣の部屋よりはずっと小さな声ですが 笑)

 

全ての結果が良かったので、今日でFertility Clinicは卒業となり、今までのレコードをOBGYNに送って、これからはOBGYNで経過観察を続けることになりました。ただし、服用しているエストロゲンとプロゲステロン注は妊娠10週目まで続けます。

 

最後に超音波の写真もくれて、これでやっと妊娠したんだなと少し実感が湧きました。

帰りにエレベーターで一緒になったナースからもおめでとうと言ってもらいました。おそらくナースステーションでみんなに吉報が伝えられたのだと思います。ありがとう。と笑顔でお礼を言いました。今日でFertility Clinic卒業と伝えると、ナースが「え、じゃぁギフトはもらった?」と。私は「超音波の写真はもらったよ」と伝えると、「違う違う、卒業の人にはちょっとしたギフトがあるのよ!いる?」と聞かれ、せっかくだからもらいたいと伝えたら、「もちろん、じゃぁまたクリニックに戻って、受付で待ってて」とどこかへ行ってしまいました。

受付で待っていると、先ほどのナースがすぐに戻ってきて、ベビー用のシャツとベビー用石鹸やら消毒ジェル、リップなど小さなグッズの入ったものが入ったバッグをくれました。

 

本当にちょっとしたギフトですが、心遣いがとても胸に沁みました。

 

実は今朝も支払いのことでFertility Clinicのファイナンスには嫌気がさしていたのですが、ドクターとナースは優しくて知識もあり信頼できました。何より幸運にも体外受精一回目で妊娠できたのが嬉しいです。家に着いて感謝のメールをドクターとナースに送りました。

 

このまま赤ちゃんが無事に成長して元気に出産できますように。まだまだ妊娠生活は始まったばかりですが、とりあえず少し心配が安らいだように思います。