アメリカで不妊治療

アメリカのIVF治療記録:凍結胚移植

アメリカでIVF:採卵周期のスケジュール

IVFを始めるにあたり、気になったのがスケジュール。

どのぐらい病院に行かなければならないのか、注射は何日間打たなければならないのか、事前に心づもりしておきたかったんですよね。

私の実施したアンタゴニスト法でのスケジュールをまとめたいと思います。

 

 

採卵周期カレンダー



採卵周期の大まかな流れ

1. Birth Controlでベースライン

ホルモン状態を沈静化させるために採卵周期の前の周期の生理3日目よりBirth Controlピルを飲み始めました。Birth Controlピルは最長30日まで服用ということで、それまでの間にクリニックと採卵周期開始日を調整しました。

2. ベースラインチェック

採卵周期を4月22日から開始と決まったので、その4日前にBirth Controlピルの服用を止め、ベースラインのホルモン値を血液検査で、子宮と卵巣の状態を超音波で検査しました。

その2日後には、採卵周期開始前の最終チェックのため、血液検査でホルモン値を確認しました。Birth Controlピルの服用をやめて出血がある人もいるようですが、私は出血はありませんでした。

3. 採卵周期開始

私は採卵周期を通してGonal-F 250IUとMenopur 75IUを投与しました。人によっては途中で投与量を調整したりするようですが、私はずっと同じ容量を投与しました。

5日目のフォローアップ検査で卵胞が大きいものは13mmあったので、排卵してしまわないようにGanirelix 250mgが追加になりました。Gonal-FとMenopurは夜に投与していたので、初回のGanirelixは5日目の夜に投与しましたが、6日目以降はGanirelixのみ朝に投与しました。

また、このフォローアップ検査をしてくれたのが担当医でしたが、卵胞のサイズから翌週月曜日か火曜日にトリガーになり、水曜日か木曜日が採卵だろうと言われました。

4. トリガーショット

月曜日か火曜日がトリガーだろうということだったので、月曜日に超音波と血液検査にて確認をしました。左右一つずつ20mmに達しているものもありましたが、あと一日待ってトリガーしましょうということになり、翌日の火曜日に最終確認のため再度超音波と血液検査をしました。左右2つほど20mmになっているものがあり、複数個も16-19mmの大きさに育っていたので、今夜がトリガーとのことでした。検査してくれたのがナースだったので、担当医からの最終確認を待って、午後にトリガーの連絡がありました。

だいたい10-12日でトリガーになることが多いようなので、11日目の私は平均的でした。

トリガーショットは採卵の36時間前にする必要があり、私は採卵が8:45AMと決まったので、トリガーはその36時間前の8:45PMとなりました。

10分前には注射をセットして、3分前からは時計を見てスタンバイして、時間通りに投与できました。

トリガーショットから4日間採卵時の感染予防のための抗生剤を処方されて飲み始めました。

5. トリガーラボ

トリガーショットの翌日には血液検査にてトリガーショットが効いているかホルモン値の確認がありました。排卵時にピークとなるLHの上昇が見られ、トリガーショットが効いていることを確認できました。

6. 採卵

採卵予定時刻の30分前に病院に着き、採卵を行いました。

採卵の様子は別のブログをご覧ください♪

7. フォローアップ

私のクリニックはあまりフォローアップはありません。採卵の翌日に幾つの卵子が受精したか、5日目に胚盤胞になった数、経過観察が必要なものがあれば追加で6日目と7日目に連絡が来ることになっていました。

 

1月の初回コンサルから採卵周期が始まったのは3ヶ月後でした。Birth Controlピルの服用を言われたタイミングが遅く、生理周期を余分に待たなければならなかったので、それがなければ、あと1ヶ月早く始められていたかなという感じです。

不妊治療は生理周期で動くので、ちょっとした確認ミスがあるだけで1ヶ月遅れてしまったりするので、早く治療を進めたい身としてはもどかしさがありますよね。

でも採卵周期が始まってからはあっという間だったように思います。

トリガーショット前から採卵にかけては毎日のクリニックに行く必要があったので、近場のクリニックで良かったと思いました。