アメリカでIVF:凍結胚移植前ドクター面談
先週の金曜日に待ちに待った凍結胚移植周期(FET)に向けたドクター面談がありました。
私たちが気になっていたことは4つ
- どの受精卵を移植するのか
- いくつの受精卵を移植するのか
- 移植周期の薬
- 移植周期のスケジュール
私たちの担当医はとてもフレンドリーな女医で、いつも何が知りたい?質問は?
と私たちが疑問に思っていることはないか私たちへの質問から面談がスタートします。
今回も、
女医:「受精卵のPGT-A結果は見た?良い結果で私は嬉しかったけれど、どう思った?」
と私たちの感想を聞いてくれました。
なので、私たちが疑問に思っていたことを順番に聞きました。
まず、受精卵のグレードについて、
担当医がいうにはグレードの数字はあまり関係がないという事です。
今回は私の胚盤胞は全てが3BB又は4BBでしたが、
最初の数字は成長の速さなので気にすることはないという事でした。
大事なのはPGT-A(遺伝子検査)の結果がNormalであったことと、
BBというアルファベット。アルファベットは細胞の形態を表しているということです。
私たちの場合、BBは全て移植可能候補ということでした。
続いて、何個の受精卵を移植するかについてですが、
American Society of Repruductive Medicineの指針では全ての年齢において1個が推奨されているようです。理由は多胎妊娠を防ぐため。
双子は可愛いけれど、多胎妊娠は妊婦への負担、及び早産による脳や体機能の未発達のリスクが高まることがあり、多胎妊娠を防ぐために1つの受精卵を移植が進められているということでした。
年齢の高い40歳以降でPGT-A検査をしていない場合には、遺伝子の異常が高まることから例外的に2つの受精卵を移植することもあるようです。
私たちは性別の希望は特にないので、一番良い状態の胚盤胞を培養士に選んでいただいて
移植することにしました。
培養士が受精卵を選んだ際に、性別を隠してサプライズすることもできるし、
どちらの性別の胚盤胞を移植したのか教えてもらうことも可能ということでしたが、
私たちは教えてもらうことにしました。
次の質問の移植周期で使う薬について、他の方のブログでも移植周期、特に凍結胚移植では薬が少なくなる一方でプロゲステロン注射はお尻の筋肉注射になることが気掛かりでした。
担当医曰く、私は採卵周期の血液検査からも薬への反応が良いので、エストロゲンの飲み薬とプロゲステロン投与で良いだろうとのことでした。そして肝心のプロゲステロンの投与方法ですが、筋肉注射か膣剤はどちらでも良いということ。注射が嫌な人は膣剤を選ぶけど、注射は1日1回で良いのに対して、膣剤は1日2回投与で、膣剤なので、動いたりすると薬が漏れて少し汚くなることがあり、患者さんによっては膣剤はMessyだから筋肉注射に変えたいと申し出る人もいるんだとか。もちろんその逆もあって、筋肉注射は痛いから膣剤にしたいと。
私は膣剤希望でしたが、1日2回というのが引っかかって、筋肉注射を頑張ることにしました。
プロゲステロンは妊娠後10週間ほど投与を継続する必要があるので、その際には膣剤にしようかなと思ってます。クリニックによっては筋肉注射一択のところもあるようなので、膣剤の選択肢があってとりあえずよかったです。
最後の質問、移植のスケジュールですが、なんと、8月になるとのことでした。
理由はラボの工事があるから・・・・。
私はてっきり今月6月末には移植できると思っていたのに、
なんと2ヶ月も先になるとは驚きでしたが、しょうがないとしか言いようがありません。悲。
一応ドクターにはできるだけ早く移植したい旨伝えましたが、
この後、また移植周期前のチェックリスト(ビデオモジュールを見ること、ファイナンスの確認)を確認後、スケジュールコーディネータとスケジュールの打ち合わせ、エストロゲン投与を約2週間続けたのち、プロゲステロン投与からの移植ということで、少なくとも3週間はかかるので、6月末はだいぶ厳しいと・・・。
夫は、今までの手続きもかなり時間がかかってるから、今回も遅くなると思っていたと驚いていないようでした。。。
交渉の余地もなさそうなので、気持ちを切り替えて、独立記念日休暇をとってどこかにお出かけしようと思います。